Osaka Rhapsody(Not by Senri&Mari)

 

1月27日夜、東京に積雪予報が出てしまった。翌朝、JRや新幹線とまるんじゃないかとめちゃくちゃ不安だったけど、結局雪はさして降らず、無事、ライブの当日朝に大阪に出発することができた。

 

博士は、さいたま2日目のライブは最高だった、これまでの生涯のベストプレイの何本かのうちに入る、重くてネガティブな気持ち(怒り?)も晴れたとインスタグラムに綴っていた。

おおう、もし私らオーディエンスの声が少しでも力になったのなら、これ以上のことはないし、そんな日に参加できて、それが自分の初めてのQALライブだったなんて、このうえない僥倖だと思った。

あの衝撃は私の思い込みではなかったのだ。気分がさらにアガったであろう博士の大阪での演奏に期待してしまう。

ちなみに博士は日本滞在中、怒涛の勢いでインスタを更新していた。眠れなかったのか、いろんなところに行っていて書きたいことが毎日見つかったのか。

それもド深夜や早朝に投稿することがあって、ちょっとばかり心配になった(内容はだいたい楽し気だったのでいいのですが)。

更新しなきゃしないで、どうかしたのではないかと気になってしまったけど(苦笑)。

  

日曜の終演後に即プライベートジェットで大阪に移動したらしいQALご一行だが、月曜日のオフに博士が山科の京大花山天文台を訪問していてびっくり。

私(と大阪で一緒に見る友人)がティーンエイジを過ごしたこの京都の片隅に!

博士が!博士が山科に!山科サイコー!山科民でよかった! と生まれて初めて思ったくらい興奮状態になった。

一般公開してくれたら望遠鏡に描いたサインを見にいきたいわ。新幹線の窓から天文台が見えるなんて、元山科民でありながら、今回初めて知りました。

本当にすみません(*_*;

 

友人とは昼に大阪駅で待ち合わせ、丸ビル(大阪の丸ビルは本当に丸いんやで)の地下で、タコ焼きや牛すじのお好のみ焼きなど関西色あふれる昼食をとったあと、早めに会場の京セラドームへ向かった。

グッズ売り場の大行列に並んだけど、思ったよりはサクサクと進んだ。

しかしお目当てのグッズは既に売り切れていて、ツアーパンフレットとマグカップと・・・・・・ロジャーのドラムスティックを買ってしまった。本当はロジャーのTシャツと博士のコインがほしかったのに|д゚)

あれだけ並んだんだし、なにか買わなきゃって思ってしまって判断力がおかしくなったのだろうな。こわい。

ちなみにスティックは玄関に飾っていますが割といい感じです(笑)

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自宅玄関の通称QUEENマンション

 

その間、リハーサルは終わっていたのか音漏れ全くなし。ちぇ。それとも遮音性が高かったのか。

京セラドームそばのイオンモールの入り口の柱はQALカラーのラッピングがされていて、いやがうえにも盛り上がった。さいたま新都心にもあったのかな(コクーンシティにはなかったけども)。町を挙げての歓迎ムードって感じでよいのです。

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フレちゃんも遠征

グッズを購入した後は大阪ガスミュージアムのカフェでお茶しながら、まったり開場を待った。その後、Tさん姉妹と合流して、トイレを借りてQUEENTシャツに着替えさせてもらった。ありがとう大阪ガス

例の王冠のセットのなかには、背中をそらして歌うフレディが混じっていると聞いたので、席についたら、まず双眼鏡でチェック。

確かにフレディがいた。泣けた。アダムのマイクとレスぺとドラムとベースもちゃんとあった(また涙)。

 

ライブはさいたまと同じく約10分遅れでスタートした。
大阪の会場は、さいたまよりも若い客が多かったように見えた。始まる前からノリがよくて、ブラロジャもライブ中うれしそうだった。でも自分の席の近所は、おとなしい人ばかり。若くても一切立たないのは2階席だから? 高所恐怖症ですか?


恒例のMCタイムでは博士が「大阪大好き♡おーきに」と言った。良い発音だった。

ゴールド席ではお誕生日イブだったアダムのために、博士に紹介されたらハピバを歌いましょうという紙がまわっていたそうだが結局歌われなかった。タイミング難しいしね(なお最終日の名古屋ではアンコール待ちの間に歌われてた模様)


博士はオープニングからシャツ(さいたまと同じシルバーぽいラメのシャツ)のボタンが外れていて盛大に腹チラをしていたそうなのだが、私は見逃した。

その間、いったい誰を見てたんだろうか自分は('Д')。


ロジャーは、さいたまのときよりご機嫌が麗しいように感じた。サングラスを外したのも早かった気もする。ロジャーに指さされた(ガッツポーズされた?)エリアからは、やっぱり黄色い声が響いていた。


曲順やセットリストは、さいたまと同じだった。

日本公演では初日だけ曲順が違っていて、あとは変わりなかったようだ。

遠目でよく見えなかったけど、ブライボーグはいつものシルバーの仮面ではなく狐のお面をつけていた。

東京で行ってた豊川稲荷別院か京都の伏見稲荷で買ったんやろか。一体・・・。

いや日本のファンへのサービスだったんですよね? その後の、ニュージーランドやオーストラリアではつけていなかったから(;'∀')


熱くて楽しくて大満足のライブだったが、自分のQALツアーがこれでおしまいだと思うと寂しさを感じえなかった。

さいたまの終幕後は、こんな素晴らしいライブをあと1回見られるんだ!と頬が緩んでしまったが、このときは、どうかまた日本に来てください、またライブやってくださいお願いですと祈るような気持ちになってしまった。

そしてこれからの旅もどうかお元気で、と。いつの日か、また会えますように、と。

でも周りの声は「ありがとう」が多かったと思う。

そうだね、まずはありがとうって伝えたいよね。

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手を取り合ってを歌う博士・・・だと思う

友人と終演後、激混みの地下鉄に乗ってホテルのある梅田まで帰り、光に誘われて迷い込んだお初天神の路地にある小さなカウンターだけのイタリアンで祝杯をあげた。

たらふく飲み食いしたあと店を出て、小雨の中、ひっそり静まったオフィスビルの谷間を通りホテルに戻った。

ホテルのエレベーターでは、同じようにライブ帰りの女性(ステージ上にあって彼らには超近いけど、ほぼ背中しか見えないオペラシートで見ていたそうだ)と一緒になり、本当に良かったですねえと言葉をかわした。

 

部屋に帰っても興奮さめやらず、はしゃいで話して、博士のインスタの更新を待った。

2020年1月28日深夜、こんなふうに過ごしたという人も結構いたかもしれない。
でも私は、こんな時間を過ごすなんて、彼女と出会った中学時代はもちろん、大人になってからだって、さらに歳を重ねた数年前だって想像していなかった。


想像なんて現実に追いつきはしないよ、

生きてるとしんどくても、面白いことがあるもんだよDarling、だからNever boringね。

もしかしたらビルの陰で、フレディがそうウィンクしていたのかもしれない。

ほんとうにOne&onyの夜だった。

 

 

2020/1/26・28 QAL RhapsodyTour セットリスト


ナウ・アイム・ヒア
輝ける7つの海
炎のロックン・ロール
ハマー・トゥ・フォール
キラー・クイーン
ドント・ストップ・ミー・ナウ
愛にすべてを
神々の業
アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー
バイシクル・レース
地獄へ道づれ
アイ・ウォント・イット・オール
手をとりあって
ラヴ・オブ・マイ・ライフ
‘39
ドゥーイング・オール・ライト
愛という名の欲望
アンダー・プレッシャー
ドラゴン・アタック
ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
ブレイク・フリー(自由への旅立ち)
リヴ・フォーエヴァ
ギター・ソロ
タイ・ユア・マザー・ダウン
ショウ・マスト・ゴー・オン
RADIO GA GA
ボヘミアン・ラプソディ


ウィ・ウィル・ロック・ユー
伝説のチャンピオン